二十歳を過ぎたら
吹き出物じゃなかったっけ?
「ニキビは青春のシンボル、気にしませーん!!」なんていうテレビCM。
そんなのあったなぁ~なんてわかっちゃう人は、そこそこな年齢?かと思います(笑)
当時のニキビ治療薬といえば「クレアラシル」。ちょうど80年代に思春期を迎えた世代にはおなじみの薬ですね。
980年代は「ニキビ」といえば10代の若者の悩みの代名詞であり、二十歳を過ぎたら「ニキビ」ではなく「吹き出物」。二十歳を過ぎた頃「あ、ニキビできちゃった。」なんてボソッとつぶやくと、「もうニキビじゃなくて吹き出物でしょ?」とか突っ込まれたりしたものです。原因は同じだとしても呼び名が変わる、 魚でいえば出世魚みたいなニュアンスでしょうか?
この「ニキビ」と「吹き出物」の呼び方関係も、テレビCMかなにかで言われたりしていたような気がするんですが、なんのCMだったかはちょっと思い出せません。当時はまだ携帯電話もインターネットもなかった時代。ニキビ治療薬に限らず、さまざまな商品の情報源はテレビCMの影響力がとても大きかったように思います。
最近では、上記のように年齢を境に呼び名が大幅に変わるのではなく、
「ニキビ」から「大人ニキビ」へと出世する?ようになってきているようです。
当時のニュアンスを知る世代としては、「あれ?いつのまにそうなったの?」とちょっと不思議に思ってしまいます。じゃあどうしてそういう変化をしたのか考えてみると、数多くの種類のさまざまな治療薬が販売されるようになったのと同時に、販売体系の変化が大きく関係しているように思います。
テレビCMで商品を知って店舗で購入する。この販売体系は現在でももちろん大きなものではありますが、
インターネットの普及によって、ネット上で検索して商品を調べて通販で購入する。という販売体系がとても大きな市場へと成長していることが大きな要因だと思います。
テレビCMで簡単な告知をして、詳しくは○○と検索なんていうのもちょっと前は良く見かけましたよね。
ところでニキビが「ニキビ」って呼ばれるようになったのはいつ頃からなんでしょうか?
ちょっと検索してみると平安時代の書物に「にきみ」という言葉が出てきて、そのあたりが語源では?
なんていう説も見かけますが、本当のところはどうなんでしょうか。
本当かどうかはさておき、かなり古くからそういった呼ばれ方をされていた可能性は高そうです。
ただ一般的な日本語のニュアンスからいうと、「吹き出物」のほうが広く使われていたのではないか?との想像に難くありません。
あとは近代になって、ニキビ治療薬を商品として認知させたいメーカーの意向によって、テレビCMを経て、 ここ数年ではネット上などで「ニキビ」や「大人ニキビ」などの呼ばれ方をするようになんたんだろうな。 なんて考えてしまいます。
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